鏡よ鏡よ鏡さん…
いつも鑑定に来てくださるお客様から、先日鏡に付いてご相談がありました。「いつも使っている丸い手鏡を、うっかり表(鏡の面)を上にして机の上に置き忘れていたんです。すると何にかざわざわとすると言うか?胸がむかむかっとするようないやーな気がしたんです。それで何かあるのかと思い家の中を見て回った所、鏡が表を上にして置いたままだったので、直ぐに裏向きにしました。やはり何かあったんでしょうか?それともこれから何かあるのでしょうか?」と言うご相談です。
何か起きるのでは無いかと、大変心配されていたので、タロットで何か問題が起きるのかを見て見てみました。「確かに目に見えない現象はあったようですが、今後その事で何か問題が起きる事は無いですよ。」とお伝えしました。
昔から鏡は異世界と繋がる道具として使われていた事もあり、鏡面がむきだしのままと言うのは向こうの世界からこちらを覗く事が出来たり、霊的な力の強い人は、鏡に向かって会話をする事があります。以前友人から「娘が毎日鏡に向かって1時間位話してるけど、どうしたら良いのか分からなくて…」と言っていたので、鏡の力を止めてもらいました。すると鏡と会話をする事は無くなったそうです(良かった)
私は子供の頃に母から「三面鏡は使い終わったら必ず扉は閉じる事、姿見は必ずカバーをかける事」とか、夜の合わせ鏡はやらない事など、鏡に付いては色々注意されました。その時は面倒くさいなーと思っていましたが、成る程そう言う理由だったのかが分かると、逆にむき出しの鏡は怖くなります。
昔は、妊婦さんは腹帯をしたら必ず四角い鏡の鏡面を外に向けて入れて置く様に言われました。これは四角い鏡には魔を弾く力が有り、災いからお腹の子を守る為にしていた事です。最近は「鏡は危険では?」と言う方がいらっしゃいますので、鏡と同じ位反射のある物を使う事をお勧めしています。
鏡は形によって効果が違います。良いと思っていた事が実は逆効果であったりするので、鏡の使い方には充分ご注意下さいね。
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