祝い箸と結び

こんにちは、先月知人から、お子様の初節句のお祝いに使いたいと、「祝い箸」のご予約を頂きました。折角なので「祝い箸」「水引・結び」の由来なども一緒に書き添えて贈らせて頂きました所、お礼の連絡を頂き嬉しく思いました。

男の子の初節句は、男の子の健やかな成長と出世を願い、神様に見守って頂く為の家族の大切な行事です。その席で用意される祝いの膳は、最初に神様にお供えをして、それを下げて家族みんなで頂きます。その時大切なのが「祝い箸」です。箸の長さは“祝い八寸”と言われ、約24センチの柳箸を使います。(柳箸の由来は、後日書こうと思います)

今回私がご用意させて頂きました箸袋は、「祝儀折り」を基本に折らせて頂きました。水引は祝い結びの中から「正あわじ結び」「あわじ結び」「梅結び」の水引を合わせて有ります。

箸袋は神様の依代としての大切な折符です。そこに水引の結びを乗せて神様とのご縁を結ぶ大切な意味があります。神棚にお供えする時のお膳にも必ず忘れないで下さい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。今日も一日、健やかにお過ごし下さいませ。